日本とベルギーをつなぎ、人と人をつなぐ

~手を携えながら、思いにこだわったサービスを広げて~

合同会社DMM.comが経営権を取得しているサッカー・ベルギー1部リーグに所属するシント=トロイデンVV(以下STVV)。100社以上が名を連ねる日本国内のスポンサー企業に向けて展開する「CLUB STAYEN Season Gift」に『Giftpad ticket(ギフトパッドチケット)』を活用しています。このサービス導入をきっかけに、両者はスポンサー契約を締結。本格的な取り組みが進んでいく中、シント=トロイデンVV立石敬之CEOと株式会社ギフトパッド園田幸央代表取締役社長が対談を行いました。人と人を結びながら、国際交流の架け橋となる取り組みへ。思いがあふれた対談となりました。(※取材は6月6日に行いました)


〈お話を伺った方〉

シント=トロイデンVV
CEO
立石敬之様

 
シント=トロイデンVVとは・・・

ベルギー1部リーグに所属するプロサッカークラブ。16の領域で60以上の事業を行っている合同会社DMM.comが2017年に経営権を取得し、「ここから、世界へ」をビジョンに掲げている。選手、指導者、スタッフを世界レベルへと育てるクラブ運営を行う中で、近年は日本代表への選出や欧州ビッグクラブへのステップアップを実現させた選手を輩出。国内外で注目を集めている。

公式ホームページ https://stvv.jp/
 

交換率は100%。クラブとのタッチポイントをつくるために

    左/園田幸央 株式会社ギフトパッド代表取締役、右/シント=トロイデンVV 立石敬之CEO


─── 合同会社DMM.comの事業のひとつにサッカークラブ経営があります。2017年に経営権を取得したシント=トロイデンVV(以下STVV)の運営を進めるにあたってギフトパッドのeギフトサービス『Giftpad ticket(ギフトパッドチケット)』を導入。お取り組みがスタートしました。

 

立石CEO 2024年秋より一部スポンサー企業様を対象にした「CLUB STAYEN」をスタートし、皆様にお贈りする「Season Gift」で『Giftpad ticket』を活用させていただいています。

私たちのサッカークラブは、ベルギーが本拠地です。試合があっても深夜帯ですし、スタジアムに来ていただくことも簡単ではありません。スポーツの醍醐味は臨場感やライブ感ですが、その楽しさを提供することが難しい。でも、クラブのプロジェクトに対して関心を持ってくれている方々が増え、スポンサー企業様は140社を超えています。

そうした背景下にあって、STVVに親和性を持ってもらうことは課題のひとつでした。そこで考えたのが、スポンサー企業様に向けた様々な施策を行う「CLUB STAYEN」です。その一環として、スポンサーの皆様にもSTVVと関わることを楽しんでもらいたいという思いと同時に、クラブとのタッチポイントがたくさん増えるように「Season Gift」をお贈りすることにしました。ギフトを受け取ることで、私たちのことを思い出していただきたいと思っています。
 

 

園田代表 お話にあった『タッチポイントづくり』に関しては、弊社のサービスを展開していく中で、キーとなっているものです。タッチポイントをどのように創出していくか。単にギフトを渡して終わりではなく、ギフトを渡す側の思いが込められているものをつくり、お贈りする。創業以来、そうした『人の思い』に、ずっとこだわっています。

今回のお取り組みでも、ギフトの中にスポンサー企業様の商品を入れていますが、クラブとのつながりがみえる商品を扱うことは『人や心』を動かすうえでも、すごく大事なことだと感じています。
 

 

立石CEO うれしいお言葉です。たとえば、今、話題となっているお米。ギフトの中でも人気ですが、あるスポンサー企業様がお寿司屋さんを経営している関係で掲載に至ったものでした。「Season Gift」を通じてお互いの企業を知るきっかけになったり、商品やサービスを提供し合ったりする形になってきています。

 

─── 受け取られた皆様の反応はいかがですか?

立石CEO 1回目の交換率は100%でした。皆様、楽しんで活用くださり、特に社内コミュニティを図る上で活用できる飲食関係のギフトが喜ばれる傾向にあると感じます。

 

園田代表 それはうれしいですね。サービスを提供していく上で、「個人完結で終わるのではなく、コミュニティの場になれば」という思いがあります。社内間だけではなく「こんな会社があるんだ」と知ってもらうことで、スポンサー企業様同士の親和性が生まれたり、ビジネスにおけるコミュニティの場になったりすることは大切です。ですから、体験型やみんなで行動をともにする機会につながる商品選びも、重要視しています。
 

 立石CEO あるスポンサー企業様は、ベルギーなのでチョコレートに交換をして、営業をする際に使用していると聞いています。そんなふうに、ギフトの活用方法が広がっているのは、うれしいことですね。 

「ここから、世界へ」。一緒に戦ってくれる仲間となって

─── このお取り組みをきっかけに、現在はギフトパッドもSTVVを経営する合同会社DMM.comフットボール事業部とスポンサー契約を結びました。

園田代表 スポーツ業界は、ものすごく可能性があると思いますから、スポンサー契約のお話をいただいたときは、本当にうれしかったですね。地域に密着して、スポーツの土壌を育てているスポーツ界と、地域や支援する人々とをデジタルで結ぶこと。それは私たちがやるべき役割だと思います。

 

立石CEO STVVのスポンサーの皆様は、「ここから、世界へ」というスローガンのもとに、一緒に戦ってくれる仲間です。プロジェクトに対する思いも強く、一緒に成長したいという気持ちも感じます。このパートナーシップを活用して、どんどん新たなビジネスをつくりだしてもらい、互いに成長していけたらという思いを抱く中で、その輪に、ギフトパッドさんが入ってくださったことは、こちらもうれしいですね。

 

園田代表 ありがとうございます。今回の取り組みでは、STVV様にご紹介いただいたスポンサー企業様の商品も扱わせていただいていますが、そこに関わるデータベースもお預かりしています。これはデジタルの特徴なのですが、そのデータベースを、私たちの様々なサービスで共有して活用できる。ご利用いただければ、新たな出会いや事業展開に広がると思います。

やはり、活用いただく皆様にはそれぞれに思いがあり、届けたいという気持ちがあります。今回の取り組みも同様で、新たなビジネスマッチングの機会創出やマーケットが大きくなるワクワク感も提供することを心がけて取り組んでいます。

 

立石CEO 可能性は無限に広がっていきますよね。ベルギーと日本では文化、思想、言語と、いろいろなことが違います。でもそこで重要なのは、いかに共通の話題で結んでいくか。今回の取り組みは特に、『人と人』をつなげるものです。違いがあっても、おいしいものはおいしいし、楽しいものは楽しい。このサービスはベルギーにおいても活用できるのではないか、と感じています。

人と人の接点となり文化を融合させるサービスを、これからも

─── 改めて、ギフトパッドのサービスを活用する上で魅力に感じるのはどのような点でしょうか?

立石CEO 『Giftpad ticket』は商品数が豊富で、単純に選ぶのが楽しい。スポンサーの皆様も楽しんでいただけるのではないかなと思います。また、本当に誠実に、スピーディーに、丁寧に、私たちのわがままなリクエストに応えていただいています。日本企業の鏡のようですし、素晴らしい人材がたくさんいらっしゃることも魅力です。
 
園田代表 150〜200人規模の組織になると、無意識のうちに評論家のようになってしまうことがありますが、行動を起こさずに批評するのではなく、自分軸で考えること。「ギフトパッドはあなたの会社でもある。だから、どうしたいか」。社員には、いい意味で経営者マインドを持ちながら、そうしたことを常に考えるように伝えています。
 
─── それでは最後に、今後の展望などを教えてください。

立石CEO 今回のプロジェクトでは、『がんばれ日本人。がんばれ日本』というテーマを掲げています。日本のものづくりや気遣い、キメの細かさは世界でも輝くこの国の武器です。その意味でも、そうした武器を持っている日本人や日本企業が、日本を代表して世界で戦う私たちを支援していただけるのは、本当に力強いことです。ギフトパッドさんと手を取り合うことで、もっともっと質の高い「Season Gift」にしていきたいですね。

 

園田代表 少し壮大な話になりますが、日本のものをもっと海外に広めていくことも私たちの役割のひとつだと感じています。ベルギーにいるファン・サポーターさんやスポンサー企業様に日本を知ってもらうような機会になりますし、逆にベルギーの特産品などを日本に届けることで国際交流できたら楽しさも広がりますよね。

ギフトパッドのプラットフォームは、PRも兼ねるものであるべきだと思っています。ラインナップをみて「ベルギーにはこんな雑貨があるんだ」、「日本にはこんな食べ物があるんだ」という新たな発見があります。その積み重ねが人と人の接点となり、文化をつなげていく大事なポイントとなると思います。

 

立石CEO 課題はあるとしても、ギフトで両国をつなぐことは実現する可能性が十分に考えられますし、面白いですよね。地元のファンが日本のものを選んでくれる。日本のスポンサーの皆様がベルギーの商品を選んでくれる。やはり、STVVを応援している、支援しているからこそ、クラブに関係する好きな商品を選べるのは魅力的です。様々な側面からも、まだまだ可能性が広がる取り組みになりそうですね。

 

園田代表 はい。今回のプロジェクトをご一緒させていただけるのは本当にうれしいことです。私たちも「日本を元気に」という思いでおりますし、そこに、ベルギーにもプラスになるような形を構築していけたらうれしいですね。そうした仕組みを、これからも一緒に築いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 

立石CEO はい。私たちも楽しみにしております。取り組みもどんどん大きくしていきましょう。こちらこそ、よろしくお願いします。
 

───  立石CEO、本日は貴重なお話をありがとうございました。

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Giftpad ticket

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