取引先様に贈るギフトに『Giftpad ticket(ギフトパッドチケット)』を活用している日鉄興和不動産株式会社様。こだわりと思いが込められたオリジナルWebカタログギフトは、特色のある事業内容や地方都市の魅力を届けるためのコミュニケーションツールにもなっているようです。ギフトパッドとともに社内でも使いやすい仕組みを整えながら、地域とのつながりを深めていくことを目指していらっしゃいます。改めて、サービス導入の経緯や活用の手応えを伺いました。
〈お話を伺った方〉
日鉄興和不動産株式会社
開発企画本部
開発企画部 営業企画グループ
チーフマネージャー
阿部なつみ様
事業共創本部
事業共創第一部 第一グループ
木下真緒様
日鉄興和不動産株式会社とは・・・
日本製鉄グループとみずほフィナンシャルグループをバックグラウンドに持つ総合デベロッパー。「人と向き合い、街をつくる。」をミッションに掲げ、ビル事業、住宅事業、物流事業、地域創生事業、ホテル事業などさまざまな事業を展開。不動産のプロ集団としての豊かな経験と叡智を結集し、最善のソリューションを提供しながら、エリア価値を向上させ、そこに住み働く「人々」をはじめ、「地域」「社会」に貢献している。
公式ホームページ https://www.nskre.co.jp/
左:木下様、右:阿部様
─── 取引先様に贈るギフトに、Webカタログギフト『Giftpad ticket(ギフトパッドチケット)』を活用いただいた背景を教えてください。
木下様 弊社は、日本製鉄グループとみずほフィナンシャルグループをバックグラウンドに持つ総合デベロッパーであり、さまざまな地方拠点で事業展開をさせていただいております。その特色を社外にも広めていくために、取引先様に対して地方拠点での取り組み内容を「表現できるモノ」を探していました。パンフレットなどでも良いのですが、より幅広い方に興味を持っていただくきっかけとなる形を考えたときに辿り着いたのがWebカタログギフトでした。
阿部様 全国に支店・事業所のある弊社ですが、中でも釜石市は『近代製鉄発祥の地』として、製鉄所と共に街づくりが行われてきた歴史があります。東日本大震災の復興にあたっては、弊社も不動産分野での復興支援をさせていただいておりましたが、現在では不動産領域だけでなく、あらゆる角度で「街のお手伝いができればいいな」という思いで、企業研修(ワーケーション)などの事業に取り組んでおり、釜石市は弊社にとって思い入れの深い大切な地域の一つです。
木下様 全国の地方拠点それぞれの地域の魅力をお伝えしていくためも、取り扱うギフトは地域の特産品が中心となります。釜石の特産品は冷凍品やお酒などの飲料が多いため、ギフトとして手渡ししにくい商品が多いというのも釜石市を第一弾としてピックアップした理由の一つとなります。
─── 特産品が並ぶギフトのラインナップは、どのように選んでいますか?
木下様 甘いものだけ、アルコール類だけなどに偏らないように、ギフトのバランスはすごく考えています。どのギフトも、一つひとつにすごく思い入れがあるものです。
たとえば、「いのちをつなぐ 釜石の天然水5年保存水」は、日本製鉄㈱もゆかりのある「仙人秘水」というお水と同じ水源から採水された長期保存水です。“東日本大震災の実体験から学んだ「備え」の大切さ”の訴求とともに、そのような背景から商品開発を行い地元を盛り上げている企業様がいることもしっかりとお伝えしたいと、ピックアップさせていただいています。
そのほかにも、人気のお酒「浜千鳥」には、社を挙げて応援している釜石市が拠点のラグビーチーム「日本製鉄釜石シーウェイブス」の応援ラベルがあり、「絶対にギフトに入れたい」とギフトパッド様に相談しました。
もともとギフトパッド様で取り扱いがないギフトも多かったのですが、「この商品を入れたい」とお伝えするとともに、取り扱い企業様をご紹介し、一緒に開拓させていただきました。
─── 『Giftpad ticket』の導入で変化したことはありますか?
岩手県・釜石市のさまざまな特産品。一つひとつを吟味しながら思いを込めたギフト選びを続けています
阿部様 以前は、地域の特産品をお取引先様にお渡しする場合には、自らオンラインで購入したり、事業所の社員が来京する際に買ってきてもらったりしており、かなりの手間がかかっていました。
木下様 『Giftpad ticket』を導入したことで、まず、ギフト選びの幅が以前よりも広がりました。釜石市の特産品は海鮮などもあるのですが、安全にお届けするための商品管理もギフトパッド様がしっかりと担ってくださるので、安心してお任せできます。ギフトをお贈りする取引先様からも「いいラインアップだね」と喜んでいただいています。
また、宴席の場でギフトをお渡しすることもあり、以前はお荷物になってしまうことが気がかりでした。それが、『Giftpad ticket』のWebカタログギフトでは、封書サイズでお渡しできます。すぐにカバンに入れられることも「すごくいいな」と思いますし、実際にそうした声もいただくようになりました。Webカタログギフトも浸透してきており、現物のギフトでなくても、しっかりと感謝の気持ちをお伝えできていると感じます。
阿部様 封書にはオリジナルカタログギフトと一緒に弊社の取り組みを紹介するパンフレットも同封しており、お渡しする際に釜石市のことを紹介するきっかけになっています。弊社が展開する「釜石市での企業研修(ワーケーション)」の話もご説明しやすくなりました。お渡しして終わりではなく、関連地域や弊社の取り組み内容をお伝えできるという点でも、私たちが実現したかった「表現」につながっていると思います。
─── 改めて、『Giftpad ticket』のサービスを活用して、手応えはいかがですか?
木下様 Webカタログギフトを導入するに当たり、どのようにしたらいいのかわからず、ギフトパッド様に問い合わせをしたのが、ちょうど1年前。それが、今回の取り組みのスタートでした。
『Giftpad ticket』を活用したWebカタログギフトは、社内でもすごく評判が良いですね。「他の地域のカタログギフトも早く作ってほしい」という声が上がっています。
─── お取り組みを始めるに当たり、『Giftpad ticket』導入の決め手になった点を教えてください。
木下様 仕組みがわかりやすかったですし、私たちがやりたいと考えていることが「ギフトパッド様となら実現できる」という感覚がありました。当初からシステムの利便性や予算に至るまで、本当にわがままをお伝えしていたと思います。
カタログに掲載する文言一つにしても、ギフトへの思いがきちんと伝わる書き方にしたいと要望をすると、言葉を一緒に考えて、こだわりを形にしてくれます。社内の都合に合わせて細かくシステムをつくってくださることも、本当にありがたいですね。こちらが驚くほどスピーディに対応してくださるのも、ギフトパッド様ならではの魅力です。
─── 『Giftpad ticket』は、どのような企業様におすすめだと感じますか?
阿部様 弊社では、『Giftpad ticket』の導入によって弊社の拠点のある地域とのつながりが深まっていることを実感しています。全国の地方に拠点があり、地域のさまざまな企業様とお付き合いがある、あるいはこれから深めていきたいという企業様には本当におすすめです。
─── 最後に、今後の展望やギフトパッドへのメッセージをお願いします。
木下様 釜石版の反響を受け、第2弾として北海道の室蘭市版を新たに作成すべく検討をスタートしております。それに続いて、第三弾・四弾と弊社の支店・事業所の地域のラインナップを増やしていきたいと考えています。カタログギフトの展開を通して、弊社としても地域とのつながりをより深めていくきっかけになったらと考えております。
私たちが目指している全国展開は、ギフトパッド様なしでは難しいことでしょう。これからも『Giftpad ticket』の形だけにとらわれずに、いろいろな形でご協力いただき、一緒に歩んでいけたらうれしいです。
─── 阿部様、木下様、貴重なお話をありがとうございました。
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