社内表彰で副賞として記念品を贈る企業は多く見られます。記念品は受賞者の功績を形として残せるため、さらなる成長への励みとなります。しかし、受賞者に喜ばれる記念品の選定には、適切な判断が必要です。
今回は、社内表彰で贈るプレゼントの選び方やおすすめの品などを紹介します。
社内表彰でプレゼントを贈るなら、従業員に喜ばれるものを贈りたいものです。ここでは、社内表彰で贈るプレゼント選びで重要なポイントを4つ紹介します。
社内表彰のプレゼントは、表彰の目的・意図に合ったものにしましょう。社内表彰は、優れた業績をあげたり価値のあるアイデアを出したりと、企業に貢献した従業員を評価するための制度です。
企業が社内表彰制度を導入する理由として、「社内目標の達成促進」や「革新的なアイデアの創出」などがあげられます。
社内表彰のプレゼントを選ぶ際は、こうした目的や意図を踏まえた上で、従業員の意欲を高められるものを選定することが大切です。
社内表彰のプレゼント選びでよくある失敗は、従業員にとって不要なものを贈ることです。仕事で活用できる文房具や商品券など、実用性の高いものを選ぶことで、このような失敗を防げます。
受賞者が複数いる場合や、個々の好みが把握できない場合には、従業員自身が希望する商品を選べるカタログギフトを贈るのもおすすめです。
社内表彰のプレゼントを選ぶときは、人によって好みが分かれるものを避けることも重要です。
例えば、社内表彰のプレゼントとしてお酒を選んだ場合、お酒好きな従業員は喜びますが、お酒が飲めない従業員は困ってしまいます。また、お酒好きな人でも「ビールは好きだけどワインは苦手」といったように、嗜好が分かれるものです。
このような好き嫌いが分かれる商品は避けるようにしましょう。どうしても選ぶ際は、ビールやワイン、ノンアルコール飲料、ジュースなど、複数の選択肢を用意することをおすすめします。
社内表彰のプレゼントは、「自分ではなかなか買わないけど、もらうとうれしい」と思える、少し高価なものを選ぶと喜ばれやすくなります。
例えば、有名店のスイーツや高級グルメ、やや高めの家電などが定番です。このようなプチ贅沢なプレゼントは従業員満足度の向上につながり、社内表彰制度の評価も高めることができます。
ただし、喜んでもらいたい気持ちから過度に高価なプレゼントを選ぶと、コストがかさんで会社の負担が大きくなります。長期的な継続が難しくなり、途中で予算削減をしてプレゼントのグレードを下げてしまうと、従業員のモチベーション低下を招くかもしれません。
そのため、無理なく続けられる範囲で、価値のあるプレゼントを選ぶことが大切です。予算が限られている場合でも、その中で質の良いものを選べば、受け取る側の満足度を高められます。
なお、社内表彰のプレゼントの予算は3,000円~30,000円程度で、高位の賞になるほど金額が上がるのが一般的です。
社内表彰のプレゼント選びのポイントは理解できたものの、「結局何を贈るか決められない」という方もいるかもしれません。そこで、社内表彰におすすめのプレゼントを、表彰ジャンル別に紹介します。
商品券や旅行券は現金支給に近い感覚になるため、従業員のモチベーションが向上しやすくなります。特別感を演出できることから、下記のような表彰制度のプレゼントに適しています。
・目標達成賞
・MVP賞
・社長賞
・永年勤続表彰
金額は3,000円~30,000円程度が目安です。
ただし、商品券や旅行券には有効期限が設定されているものがあります。期限内に使えるかどうか確認しておかないと、利用できずに無駄になってしまうことがあるので注意が必要です。
特に、旅行券の場合は、利用可能な地域が限定されているものもあります。「日帰りできない地域の旅行券なのに忙しくて休みを取りにくい」など、贈られた従業員が使いにくい場合があることも考慮して、最適なものを選びましょう。
ブランド牛や海産物、フルーツなどの高級グルメも、社内表彰のプレゼントで喜ばれやすい商品です。「一度で良いから食べてみたかった」という声も多く、豪華さを演出できます。高級グルメは下記のような表彰制度のプレゼントに最適です。
・MVP賞
・社長賞
MVP賞や社長賞は、企業への貢献度が高い従業員に贈られる賞です。受賞者の期待も大きいため、木箱入りのものを選ぶなど、見た目にもこだわりましょう。金額は3,000円~15,000円程度が目安です。
ただし、食品は好みが分かれやすいため、選定に苦労することがあります。また、賞味期限が短い商品の場合、従業員が消費しきれず無駄になってしまう可能性もあります。
レストランでの食事やスパ、テーマパークなどの体験型ギフトもおすすめです。従業員に非日常の体験でリフレッシュしたり、家族と楽しむ機会を提供したりできます。体験型ギフトは、下記のような表彰制度のプレゼントに向いています。
・目標達成賞
・MVP賞
・プロジェクト達成賞
・チーム達成賞
体験型ギフトは個人でも団体でも楽しめるため、プロジェクトやチームに対する表彰制度にも活用できます。
ただし、体験型ギフトは参加するのに一定の時間が必要なため、忙しい従業員はスケジュール調整に苦労する可能性があります。チーム内で利用機会に差が生じると不満を招くおそれがあるため、注意しましょう。
従業員の好みがわからない、スケジュール調整が難しいなどの理由で、社内表彰のプレゼント選びが難航している場合は、カタログギフトがおすすめです。さまざまな商品の中から自分で商品を選べるので、プレゼントの選定に悩む必要がなくなります。
商品の種類が豊富で、金額は3,000円~60,000円と幅広く設定されています。さまざまな表彰制度のプレゼントとして活用できる点も魅力です。
一方で、紙のカタログはかさばりやすいため、保管や持ち帰りに苦労することがあります。また、ハガキで注文するタイプのカタログギフトだと、記入や送付の手間から注文を先送りにし、結果として無駄になってしまうケースも見受けられます。
現物を手渡しするのではなく、デジタルギフトを活用するのも有効な選択肢です。デジタルギフトとは、インターネットを介して商品や商品券などを贈れるサービスです。
まず贈る側がプレゼントの情報がデジタル化されたURLやコードを、メールやSNSで送信します。そして受け取り側がそのURLやコードにアクセスして申し込みを完了すると、商品やギフト券が届く仕組みです。
プレゼントを配送する手間が省けるため、導入企業が増えています。ただし、デジタルなやり取りが不得意な方だと、送信や受け取りに苦労する可能性があります。
デジタルギフトについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
全従業員の期待に応える社内表彰のプレゼントを用意したいなら、「Webカタログギフト」を活用してみてはいかがでしょうか。Webカタログギフトとは、カタログギフトの商品選択・商品注文などがWeb上で手続きできるサービスです。
多くの従業員が満足できるようにするには、従業員の好みやライフスタイルに合うプレゼントを考える必要があり大変です。
Webカタログギフトなら、受け取る従業員にとっては、豊富な商品から自分で好きな商品を選べるため、嗜好に合ったプレゼントを受け取ることができます。
一方、贈り手となる担当者にとっても現物の手配が必要なく、従業員のニーズに合うものを提供できるので、社内表彰のプレゼント選びにかかる手間を軽減できます。
Webカタログギフトなら、ぜひ「Giftpad ticket」をご利用ください。「Giftpad ticket」はカタログギフトのカテゴリーや商品を自分たちで選定し、オリジナルのWebカタログギフトを作成できるため、従業員の満足度が高いプレゼントを贈れます。
ギフトカードのデザインも自由にカスタマイズできるため、表彰の際に見栄えが良くなるだけでなく、従業員一人ひとりに特別なメッセージを贈れるのもメリットです。
社内表彰のプレゼントは表彰の目的・意図に沿い、従業員が満足できるものを選ぶ必要があります。
プレゼント選びに悩んだ際は、従業員が自分で商品を選べるカタログギフトを贈るのがおすすめです。紙のカタログの手配が大変な場合は、スマートに贈れるWebカタログギフトを選ぶと良いでしょう。
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